注文住宅の設計について
注文住宅の家づくりは、工務店やハウスメーカーに依頼をして家を作って貰う事になりますが、会社によっては家の設計は設計事務所、家の建築は建築事務所にそれぞれ依頼をするケースも在ります。家の設計をしてくれる人のことを建築士と言いますが、家の設計を建築士に依頼する場合は、自分たちが持っている家のイメージを伝える事が大切です。イメージを伝える事で、建築士は予算に合う家の設計図を作り上げてくれます。しかし、注文住宅における家の設計図はイメージを伝えて作り出すものだけではなく、最初に作り出される家の設計図はあくまでも家の骨格を主体としているもので、これに設備や建具などを選んで図面を完成させていく必要が在ります。
家の骨格となる設計図が完成すると、設計図に合うサイズなどの建具や設備などを選ぶ事になりますが、希望する設備、例えば浴槽などが設計図よりも大きなサイズを希望する場合は、設計図の修正が必要になりますし、建具などについても初めに設計した段階とはサイズなどが異なれば図面の修正が必要になります。また、一度設計を行っても、設備を決める段階でその都度手直しが必要になるなど、時間や手間がかかる事になります。2~3ヶ月という期間で注文住宅の設計が完了する事もあれば、長い場合などでは1年近く掛かるケースも在ると言われています。注文住宅は自由設計が特徴となるため、1つ1つを決めるのも、打ち合わせを何度も行って1つの家の設計図が完成する事になります。
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