注文住宅を建てるにあたり気をつけたいことはいくつかあります。まず、金銭面での問題です。注文住宅は、同じ一戸建て住宅である建売住宅と比較するとどうしてもお金がかかってしまうのです。注文住宅といっても芸能人が住むような一億円以上する豪邸もあれば、比較的安く建てることができるローコスト住宅もあります。

平均的には建売住宅の3割ぐらいは高くなるのが相場になります。これは、オーダーメイドで設計しているからという理由が大きいのです。ちなみに、家を建てる場合はそのハウスメーカーが所有するモデルハウスを参考に建てる人も比較的多いのです。ところが、モデルハウスがあまりにも魅力的なためか、モデルハウスと同じような設備や造りにしようとする人も少なくありません。

ですが、モデルハウスはそのハウスメーカーの顔ですので、建物や設備にはそれなりのお金がかかっています。下手に真似をするとかなりの予算が必要になりますので注意が必要です。もし、建物にこだわりがある場合には、すべてにこだわると予算不足になりますので優先順位を決めておくことです。注文住宅の外観に関する注意点は、ズバリ周りとの調和です。

いくら自由設計がその売りだとしても、あまりにも周りとの調和が取れていない建物を建ててしまうのは近所付き合いという点で問題があります。個性を重視しながら周りの家や景色にうまく馴染む家を造るべきです。例えば、家の周りに緑が多くある場合には、白を基調とする外観にすると緑色が映えます。