注文住宅を建てるとき、その依頼先の選択肢はいくつかあり、工務店もその中のひとつです。ここでは、注文住宅を工務店に依頼する際の選び方のコツを見ていきたいと思います。まずは、「対応エリア」の確認で、自分が注文住宅を建てたい地域に対応可能かどうか確認する必要があるでしょう。さらに工務店の所在地と建設地が近ければさらに良く、工務店が管理しやすいため何かあった時でも迅速に対応してもらえる可能性があります。

次に見極めたいのが、「会社の安定度」であり、経営状態が良いかどうかは重要なポイントです。万が一、企業が倒産などということになると、建築が中断することにもなりかねませんし、建築後であってもアフターフォローが受けられない可能性があるなど影響があります。さらに、その工務店が「自社施工」でおこなっているかもチェック要です。一口に工務店といっても、契約するだけで施工は下請け会社に委託しているケースもあり、その点、自社施工の会社のほうが家作り全てに責任を負っているため安心して任せることができるのです。

そして最後に、「提案力」があるかも重視したいポイントであり、設計の自由度が高いから工務店を選んだメリットを生かすことが大切です。提案力の見極めは、初期の頃にきちんと要望を聞いてくれ理解する能力があるかをチェックしましょう。それに対して否定するのではなく、自社のできるスタイルと顧客の希望を極力マッチングさせた提案ができる会社がベストです。