注文住宅のイメージ作りのコツとは
注文住宅は設計の自由度が高いため、最初のイメージ作りが重要なステップになります。ここを怠ってしまうと、住宅メーカーや工務店といった施工会社の言いなりになって、自分たちが理想とした注文住宅が実現できずに、結果的に後悔することにもなりかねません。もちろん住まいのイメージ作りといっても、場当たり的にやればいいのではありません。手順やコツをしっかり理解しなければ、やはり後悔することもあり得ます。
それだけ自由設計の注文住宅においては、慎重にプランニングすることが求められます。イメージ作りの際には、建物の外観や構造からやがて間取りや内装へと、全体から局所へ向けて徐々に検討していくのが、スムーズに進めるコツです。まず建物の外観イメージでは屋根の形状をはじめ、外壁材の種類やカラーなどを決めていきます。例えば北欧スタイルの家が理想なら、それに見合った屋根や外壁材を選ぶことになるでしょう。
次に構造のイメージを決めるには、その種類や工法を知っておくことが必要です。種類には木造の他、鉄骨造や鉄筋コンクリート造など多種多様ですし、それに伴って工法も木造軸組工法やツーバイフォーあるいはRC工法など、様々な種類があります。それが決まれば、続いて間取りや内装など建物内部の局所へと移ります。キッチンやお風呂場などの水まわりをはじめ、リビングやダイニングあるいは書斎や寝室など、自分たちの生活パターンを将来まで計算しながら、最適な間取りをイメージしましょう。
また内装も外観イメージと照らし合わせながら、統一感や調和性を考えてイメージ作りするのがポイントです。例えば外観が北欧スタイルなのに、内装を伝統的な日本建築造りにしてしまえば、アンバランスで不自然に感じてしまいます。
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