日本は土地本位制という風に言われることもあります。土地を所有していれば注文住宅を建てる際に、銀行はその土地を担保に喜んで資金を融資してくれます。アメリカでは土地の価値はあまりなく、建物に価値の比重が置かれているといわれています。アメリカは広大な土地を持つため、価値が薄く建物に比重が置かれるからかもしれません。

対して日本は国土が狭いために、土地に価値があると思われます。そのような日本で注文住宅を建設するためには、土地が必要になります。購入する住宅がマンションであれば、土地の持ち分が少なく建物に資産としての重点が置かれます。ですが、戸建て注文住宅の場合には、土地と建物の両方に比重が置かれるのが特徴です。

建物はいずれ朽ちて解体される運命にありますが、土地は半永久的に残ります。ですから土地探しをする場合には、将来価値の上がる土地を選ばなくてはなりません。土地価格の2極化はこれからも日本では続くものと思われます。そのため、将来価値が上がる土地は一体どこなのかをじっくりと検討してから購入するべきです。

まずは、書籍等を読み土地について勉強することをお勧めします。不動産は大変高価な買い物であり、一生で一番高い買い物ともいわれています。むやみやたらに不動産屋に勧められる物件を購入すると、後で後悔することにもなりかねません。まずは、勉強から始めましょう。

書籍やセミナーなどで学んでからでも遅くはありません。