少ない予算しか準備できなかったとしても、十分に注文住宅で良い相談を行うことができます。一般的に、予算を少なくしながら注文住宅の相談を行うことは実はそれほど難しいことではありません。これは、普通の新築一戸建てを購入するときとは異なる考え方で相談することができるからです。普通、新築一戸建ての相談はあらかじめ価格が決まっていることがほとんどです。

これは、土地と建物の合算で考えていくことが大半だからです。そのコストには、最初から土地の大きさに応じたコストが含まれていますのでその範囲で考える必要があります。一方で、注文住宅の場合は土地と建物を分けてまずは考えなくてはいけません。これは、注文住宅の土地探しは依頼者本人が行わなくてはいけないからです。

例えば、土地は持っているものの狭い状態であったとしてもそれに適した形で建設を考えていくのが注文住宅という形なので最初から土地と建物を合算で考えるわけではない現状です。この場合、自分が持っている土地の広さと、準備できる予算の範囲を交渉の段階で伝えておくことで、それに応じた設計を行ってくれます。実際に、1000万円台からでも注文を行うことができます。これは、通常の新築一戸建てでは実現することがほぼ不可能なことです。

土地と予算を決めておき、その範囲内で理想の物件を実現できるだけの準備を整えていくことができるので、実は予算を最小限にすることはそれほど難しいことではありません。